クラシックカントリーのキッチンが家づくりの中心に

アメリカンキッチンを中心に考えられたお住まい 長野県上田市N様邸

仲睦まじいN 様ご夫妻にぴったりのキッチン
仲睦まじいN様ご夫妻にぴったりのキッチン

マイホームを新築して、アメリカのクラシックカントリーにとことんこだわったお住まいを手に入れられたN様。
DeWilsの輸入キッチンを選ばれた理由やこだわりのポイントなどをお聞きしました。

長野県上田市・N様邸
アイランドの彫り物の装飾はフォーカスポイントにも
アイランドの彫り物の装飾はフォーカスポイントにも
アイランドの彫り物の装飾はフォーカスポイントにも
アイランドの彫り物の装飾はフォーカスポイントにも

――DeWilsのキッチンを選ばれた理由を教えていただけますか。

おしゃれなのでアメリカンキッチンを入れたいと考えていて、ショールームに行きました。
DeWilsのショールームは、ディスプレイが素敵で、スタッフの方が親しみやすくて話しやすかったことが決めるきっかけになりました。
アメリカンキッチンの特徴や使われている木のことついて詳しく説明してくださったので、
「絶対アメリカンキッチンにしよう」
という気持ちが強まりました。

アメリカンキッチンのショールームは、もう1社見ていますが、いかにも海外の大きな家にしか向かない仕様という印象を受けました。
DeWilsは大豪邸も手掛けていますが、
「日本の一般の家庭に入れたい」
という話に、気さくに答えてくれたことが大きな決め手となりました。

輸入キッチンを検討する前に、工務店の紹介で日本のメーカーがアメリカ風につくったキッチンも見ましたが、うまく言葉にはできないのですが、違和感を感じました。
その上、キッチンを広くとっていたので、値段が高くて主人の監査でNGが出ました(笑)。
それで、キッチンの広さを12畳から6畳に変更して、本物のアメリカンキッチンを入れたいと思って探して、DeWilsに出会うことができました。
ショールームで担当者の方に、木の材質が違うので日本のものでは合う木がないことやパーツのデザインの違いなどを聞いて、「なんか違う」と思っていた気持ちがしっくりきました。
日本の一般家庭に入るキッチンで、本格的なものを入れていただいて満足しています。

――長野県上田市にお住まいで、東京に拠点を置く「DeWils」に依頼することに不安はありませんでしたか?

もともと、私たちは大学時代を東京で過ごしていて、当時、東京に出掛ける機会もあったので不安はありませんでした。
ただ、頻繁に打ち合わせに行く必要があるなら、大変だなという想いはありました。
しかし、「色などを決めれば、後はこちらでやっておきます」という言葉の通り、私たちが入らなくても、工務店さんとDeWilsとで設計上の打ち合わせをしていただけ安心してお任せできました。

作業がしやすいL字型キッチンとアイランドの組み合わせ
作業がしやすいL字型キッチンとアイランドの組み合わせ

――キッチンのこだわりの部分を教えていただけますか?

吊戸棚があって、コーナーのあるL字型キッチンに絶対にしたいなと思っていました。
アイランドをつくったのもこだわりです。
作業台としても使えるし。薪ストーブの生活をしたいというのがベースにあり、「薪ストーブ=ピザ焼けます」というイメージがありました。
「人工大理石はまな板いらずで生地ができます」と聞いたので、アイランドで作業して、そのまま薪ストーブに持って行くことができます。
オープンキッチンの良し悪しが言われることもあるかと思うのですが、アイランドのあるオープンキッチンは、私は使い勝手がいいと思います。
天板は人工大理石ですがきれいですし、継ぎ目が全く見えないんです。
ショールームでも説明を受けたのですが、本当にわからないのですごいなと思っています。

L字型部分の継ぎ目が見えない美しい人工大理石の天板
L字型部分の継ぎ目が見えない美しい人工大理石の天板

――キッチンに合わせて住宅をつくった部分もおありだとか…?

扉材の色にもこだわりました。
同じ塗料を使っても、木によって色の入り方が変わり、同じ茶系の木でも、赤味が出るのはチェリーだと伺ったので、チェリーに決めました。
キッチンの色をベースに家の中の内装の色を決めているので、キッチンが入った後に、フローリングなどを工務店に塗ってもらっています。

オーダー住宅なので、工務店に造作家具をつくってもらっているのですが、棚の上の部分は、キッチンの吊戸棚の上の部分のデザインに合わせるようにお願いして、天井も同じようになるようにモールをつけています。

造作家具などにも取り入れた吊戸棚上部の装飾
造作家具などにも取り入れた吊戸棚上部の装飾
キッチンに合わせてフローリングの塗装色や造作家具のデザインを決定
キッチンに合わせてフローリングの塗装色や造作家具のデザインを決定

「クラシックカントリー」がテーマで、クラシック過ぎずカントリーの部分を入れたいと考えたので、木の風合いは「カントリー」の部分を出しています。
クラシックやトラディショナルの部分を入れたいとも思ったので、取っ手の部分はアンティークゴールドのものにして、高級感を出しています。

高級感を醸し出すアンティークゴールドの取っ手
高級感を醸し出すアンティークゴールドの取っ手
高級感を醸し出すアンティークゴールドの取っ手
高級感を醸し出すアンティークゴールドの取っ手

――キッチンの設備でこだわって入れたものはありますか?

火力の強いコンロをショールームの展示と同じものを勧められて、入れています。
料理を楽しみたいので、電気ではなくガスにしたいと考えていました。
薪ストーブで、ピザを焼いたり、鍋やオーブン料理をしたりといったことをしたかったので、キッチンでも同じような料理ができる火力のガスコンロを入れたいなと思っていました。
「薪ストーブのある家のキッチンでは、ハーマンのものを入れていることが多い」と聞いたことも、このコンロに決めた理由です。

DELTAの水栓も勧められて入れたのですが、すごく便利ですすめていただいて本当に良かったと思っています。
タッチ式のセンサーで水が出るようになっているので、手が汚れていたり、両手がふさがっていたりするときでも、身体のどこでタッチしても水が出るので、水栓が汚れなくて済みます。
ノズルも引き出しやすいので、お掃除もしやすいです。
ショールームで見たときに、「これにしよう」と決めたもののひとつです。

火力の強さが決め手のガスコンロ
火力の強さが決め手のガスコンロ
手が離せないときにも便利なタッチ式センサー付の水栓
手が離せないときにも便利なタッチ式センサー付の水栓

――担当者のアドバイスを取り入れてよかったと感じている点はありますか?

担当の方からアドバイスいただいたことを取り入れています

キャビネットのパーツの組み合わせのまとめ方は、担当の方からアドバイスいただいたことを取り入れています。
L字型コーナー収納や調味料を入れる引き出しなどは、「こういう棚があると便利」とお聞きしたものです。
食洗機も今は設置する予定はないのですが、将来取り付けたくなったときのために、食洗機の規格に合わせてデザインアレンジしてある収納パーツを取り外せば、違和感なくぴったりと設置できるようにしてあります。

デッドスペースになりがちなコーナー部分も有効活用
デッドスペースになりがちなコーナー部分も有効活用
スパイスラックは内部も木製
スパイスラックは内部も木製
引き出しは最後まで引き出せるので整理しやすい
引き出しは最後まで引き出せるので整理しやすい

――実際にできあがったキッチンをご覧になって、使い勝手の面ではどのように感じられましたか?

パントリーも別につくったのですが、内部に棚が多く、思ったよりも収納力があるなと感じています。
また、アイランドにシンクを入れるという選択肢もあったのですが、L字を活かして、シンクからガスコンロへの動線が短くできているので使いやすいと思います。
カウンター天板の高さは、通例輸入キッチンは高いものですが、ショールームで実際に確かめて、2つの高さから低い方(86㎝)を選べました。
日本人の私の身長に合っていて使いやすいです。

撮影用のディスプレイはN様ご自身によるもの
撮影用のディスプレイはN様ご自身によるもの

――これから住まいを建てる人に向けて、キッチン選びのアドバイスがあればお願いします。

キッチンは女性のお城ですから、とことんこだわるといいと思います。
そして、アメリカンキッチンをおすすめしたいです。
「おしゃれなのはわかるけど、機能面はどうなの?」と言う人もいます。
「Made in Japan」が一番というのが根幹にあると思うのですが、DeWilsのキッチンは、タッチセンサー付きの水栓や最後まで引き出せる引き出し、L字部分のコーナー収納など「機能もいいですよ」とお勧めしたいです。

撮影用のディスプレイはN様ご自身によるもの
撮影用のディスプレイはN様ご自身によるもの

キッチンに本当に満足されているご様子のN様でした。
インタビューさせていただいたのは、住宅の引き渡しの当日。
仲睦まじいN様ご夫妻が、これから始まるキッチンを中心とした暮らしを楽しみにされている気持ちが、ひしひしと伝わってきました。
キッチンは住まいの中心となる存在であることを、N様を通じて改めて実感させていただいた想いです。

また、「日本の一般家庭に、これだけ本格的なアメリカンキッチンを入れてもらって」と何度か、おっしゃられていたのが印象的でした。
「日本の住宅にアメリカンキッチンは大きすぎるのでは」と躊躇されている方も、輸入キッチンを検討されてみてはいかがでしょうか。
(インタビュー・記事:Y.U.撮影:Y.T.)