オーブンや冷蔵庫の使い勝手を最優先にレイアウトしたオーダーキッチン

ご夫婦の要望を専属デザイナーに託したわがままキッチン 宮城県S様邸

宮城県S様邸

宮城県で建築関係のお仕事をされているS様。
DeWilsショールームに一度もお越しになることなく、すべてウェブページでご判断されご注文をいただきました。
その後、デザイナーがプランやサンプルを持参し、4回の打合せを経て、このたび完成・お引き渡しとなりました。
新築ほやほやのお住まいの中で、DeWilsキッチンについての印象などお話を聞かせていただきました。

広々としたアイランドタイプのL型キッチン
広々としたアイランドタイプのL型キッチン
大型冷蔵庫がスッキリと収まったバックハッチ
大型冷蔵庫がスッキリと収まったバックハッチ

――ご新築おめでとうございます。とても広くて素敵なお住まいですね。

ありがとうございます。積水ハウスで建てていただきました。
私たち夫婦と愛犬で暮らすには広いですが、子どもたちが全員泊まりに来ても大丈夫なようなるべく広く建てました。

グレーズ仕上げの扉が目を引く
グレーズ仕上げの扉が目を引く
アイランドに設置したシンク
アイランドに設置したシンク
導線を熟慮したレイアウト
導線を熟慮したレイアウト

――DeWilsと言うブランドを知ったきっかけは何でしたか?

インターネットですね。
国産のキッチンメーカーは仕事の関係でよく知っていましたが、最初から候補にはしていませんでした。
その中で、ウッドワンは気になっていたので話をしてみましたが、こちらの要望には「応えられない・出来ない」と言われてしまいました。
結局、国内のメーカーじゃ我々の要望を叶えてくれるところはないのかな?と感じました。
また、知り合いのお医者さんに「新宿のOZONEに行って見なければダメだ」と言われたのですが、宮城からは遠くて時間もなかなかとれないので行くことができませんでした。
また、これは輸入キッチンではないのですが、横浜にあるメーカーに問い合わせをしてみましたが、東京・神奈川・千葉あたりまでが施工エリアで、宮城県までは施工に行くことができないと言われました。
そうすると輸入海外系で全国施工対応できるところかなと思って、ネットで調べて、あちこちのホームページから問い合わせをしてカタログを請求してみました。
で、結局行き着いたのがDeWilsだった、と言うわけです。

シンクとガスコンロをわずかにずらした配置
シンクとガスコンロをわずかにずらした配置
引出しを贅沢に使ったバックハッチ
引出しを贅沢に使ったバックハッチ

――DeWilsブランドイメージはどのようなものでしたか?

自分たちが希望するイメージにきっちり対応できたメーカーでした。
何も知らないはじめの頃は、ヨーロッパメーカーのイメージは、機能美とカシッとした隙のないデザイン。
アメリカメーカーはというと、カントリー調デザインが得意、という感じで見ていました。
でも、実際打合せが進んでいくにつれ、DeWilsは単なるカントリーキッチンメーカーではないということを強く感じました。
とにかく、容量の大きい冷蔵庫が欲しかったのですが、国産の冷蔵庫は容量が大きくなると奥行きも大きくなってしまう。
しかも野菜室は一番下がほとんどで、脚が悪くてしゃがむことが難しいわたしではそれはダメ。
そんな条件に合う冷蔵庫をDeWilsはあっさり提案してくれました。
また、オーブンの位置もガスレンジの下ではつらいので、立って使える位置に欲しかったわけですが、国内メーカーだと要望の位置に対応できないところが多く、さらにガスオーブンとなると配管がどうのこうのと言われてほとんどがダメだったんです。
これも実現できるオーブンを提案してくれました。
最初にイメージした『ただのカントリーキッチン屋』ではないことをはっきり感じましたね。

S様が欲しかった迫力の大容量冷蔵庫はアメリカ製で野菜室は立ったまま使用できる
S様が欲しかった迫力の大容量冷蔵庫はアメリカ製で野菜室は立ったまま使用できる
電子レンジとガスオーブンも立ったまま使用できる使い勝手を重視したレイアウト
電子レンジとガスオーブンも立ったまま使用できる使い勝手を重視したレイアウト

――キッチンをDeWilsに決められた理由はどこにありましたか?

私たちがやりたいと考えていたことがすべて実現できたことです。
キッチンは私たちにとって最も優先したい場所でしたから、諦めることだけはしたくなかった。
たとえば国産のキッチンって、扉がツルツルしてキレイなのが多いじゃないですか。
個人的にはキレイすぎてあまり好みじゃないんですね。
ウッドワンの扉は好みのデザインだったのですが、あまりにもできないことが多すぎて、優先順位が一番高いキッチンの要望を諦めなくてはならなかったんですね。
ガスオーブンの位置は絶対に譲れない条件でしたからね。
これなら、私たちの好み通りのキッチンになる、すべて叶えられる、と思ったのがDeWilsだったわけです。

しゃがむことが困難な奥様にとって重要なレイアウト
しゃがむことが困難な奥様にとって重要なレイアウト
アイランドに設置したシンクには浄水器用水栓も
アイランドに設置したシンクには浄水器用水栓も
引き出しの内部もすべて木製のハンドメイド
引き出しの内部もすべて木製のハンドメイド
装飾をあしらったレンジフード
装飾をあしらったレンジフード
広々リビングとDeWilsキッチンキャビネット
広々リビングとDeWilsキッチンキャビネット

――これからリフォームや新築でキッチンを購入される方にアドバイスをいただけますか?

いろいろなメーカーのショールームに行ってみるのも大切かもしれないけれど、自分の生活様式から追いかけて行くべきではないかと思います。
見れば見るほど迷いますし、本来の自分の必要なものが見ることでわからなくなってしまうこともあります。
私たちはオーブンや冷蔵庫を置く場所に譲れないこだわりがあったので、そういう要望を叶えてくれるかどうかをしっかり聞くことが大切だと思います。
キッチンのカラーについても、私たちはグレーとかベージュとかのアースカラーが好きでしたが、反対に茶色は重くなってしまうのでキッチンからは抜きたいという考えがありました。
そういった細かい要望が、実際完成してどう見えるのかなど、きちんとアドバイスしてくれる人がいるかどうかはとても重要だと思います。
DeWilsは専属のキッチンデザイナーがいて、最後までいろいろと提案してくれましたが、そういう人に託すことも大切な選択だと感じました。

LED スポット照明が手元を明るく照らす
LED スポット照明が手元を明るく照らす
無駄の無いガスレンジ周りの引き出し収納
無駄の無いガスレンジ周りの引き出し収納

キッチンが優先順位第1位とおっしゃるS様ご夫妻。
たくさんのご要望を叶えて完成したキッチンを前に、お二人とも笑顔で質問に答えていただきました。
ハウスメーカーの積水ハウスさんの対応も非常に柔軟で、設計士さんやインテリアコーディネーターさんも見えないところでがんばってくださったことと思います。
S様のお仕事が建築関係のため、厳しい目を持って施工をチェックされておられましたが、完成後にご満足いただけたことを聞き、私たちも自信をさらに深めることができました。
これからもどうぞ末永くキッチンをご愛用ください。ありがとうございました。
(インタビュー・記事 : Y.A. 撮影 : H.I.)